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STELLA TEA

Sora.

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今この瞬間を全力で生きる

​星と紅茶のセラピスト

第一部

令和時代の新しい生き方を創造していく。
紅茶と占星術を融合させ、日常に自然の力や流れを取り入れる方法を伝えているSTELLA TEAのSoraさん。令和時代の新しい生き方へと自然に導かれつつも、そこには強い想いが内在しています。

 

シングルマザーでも自分の“好き”を追求したいという想い、そして副業ではなく“複業”というパラレルな生き方を創っていくSoraさんのSTELLA TEAとしての活動や新しい生き方についてインタビューさせていただきました。


二部制のこのインタビュー。第一部では“パラレルな生き方”と“あえて3つの顔を持ち伝えたいこと・想い”について、第二部ではより活動内容にフォーカスをして“星のブレンドティーの魅力・面白さ”についてお伝えしていきます。

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【Soraさんとは・STELLA TEAとは】

――まず自己紹介と活動内容について教えてください。

はじめまして。「STELLA TEA」のSoraです。
「STELLA」はラテン語で星や惑星を意味します。
活動内容は主に3つで、①占星術による個人カウンセリング ②占星術をもとにハーブと紅茶をブレンドしたオリジナル紅茶の販売 ③ワークショップの開催(不定期)をしています。

――Soraさんは普段、会社員もされているそうですが、お伝えできる範囲で会社員のお仕事内容について教えてください。

私は30代のシングルマザーで、3歳の子どもがいます。平日は都内の会社で朝から夕方まで時短勤務、時々自宅でも仕事をしています。また、スキルアップをめざしてビジネスの勉強にも取り組んでいます。

【STELLA TEAスタートのきっかけ】

――それだけいろいろな面を持ちながら、あえてSTELLA TEAの活動をやろうと思ったきっかけを聞かせてください。

もともと紅茶が好きで出産する前から紅茶の勉強をしていました。いずれは紅茶の先生になってワークショップやレッスンを開きたいと漠然と思っていましたね。

 

出産をして最初の1、2年くらいは子育てに追われてなかなか活動することができませんでしたが、子供が2歳を過ぎて育児が少し楽になってきた頃に「このまま会社と家の往復で、仕事と育児に追われる毎日でいいのだろうか?」というのをすごく悩んで。


以前学んだ紅茶を活かさないのはもったいない!と思い、仕事と育児の合間の時間を使って、2018年1月頃から近所のカフェで紅茶のワークショップを月1ペースで開催するようになりました。

――占星術はそのあとに始められたのですか?

紅茶のワークショップを始めて半年が経った頃、「紅茶の先生になりたいという夢が叶った」と気づきました。

 

規模は小さいながらも、紅茶のおいしさや楽しさをほかの人にも知ってもらいたいという願いは実現できました。でも今後もずっとこの活動だけを続けていくのは正直物足りないと感じたんですよね。


そんなときにちょうど占星術に出会いました。偶然、近くで占星術の単発講座が開かれると知り、「月星座って何?」「土星って何?」という超初心者レベルでとりあえず行ってみることに。

 

参加してみたら、すっかり星の虜になりました。占星術は単なる占いではなく、この宇宙や世界、そして自分という人間を深く理解するための最強のツールかもしれない、とワクワクが止まりませんでした。それから時間を見つけては、本やネットで占星術について調べるようになりましたね。

――自然と星に導かれていったのですね!

はい。占星術の世界観にどんどん惹き込まれていきました。そうするうちに、ふと考えたのです。ハーブやアロマと占星術を組み合わせて活動されている方はたくさんいらっしゃいますが、紅茶と占星術はおそらくいないのではないかと。

 

紅茶もハーブのひとつですので占星術とも親和性が高いはず。組み合わせたら個性的でおもしろそうだと思い、活動に占星術も加えることを決めました。オリジナリティーがないと燃えないタイプなので(笑)

――大切ですよね!オリジナリティーって。

「紅茶をもっと気軽に楽しんでほしい」という想いは以前と変わらずありましたので、占星術をきっかけに紅茶を楽しんでもらえたら嬉しいですし、紅茶をきっかけに占星術に興味を持ってもらってもいいのかなと。

 

どちらの入り口からでもいいので紅茶や星を身近に感じながら、より豊かな暮らしを楽しんでもらいたいというのが私の願いです。

【想いをカタチにするまでのストーリー】

――紅茶と占星術、それぞれどのようにスキルを高めたのか、そしてワークショップや鑑定を実施するようになった経緯を教えてください。

紅茶は8年ほど前にスクールに通い、1年かけて紅茶の歴史や種類、淹れ方など基礎的な知識について学びました。

 

その後、妊娠・出産して一旦離れましたが、紅茶のワークショップを開くためにもう一度しっかりと紅茶について学び直したいと思い、2017年の夏に「紅茶コーディネーター」という通信講座を受講。

 

平均受講期間1~2年のところを半年で修了し、無事に資格取得できました。資格を取得できたらすぐに活動を始めようと決めていました。

――これは育休中ですか?

いえ。このときはもう働いていました。

――働きながら!(驚) ではこのときからすでに、子育てや仕事をしながら他のこともするという感じだったのですね。

そうですね。紅茶は以前も習っていたので復習の部分が多かったですね。とはいえ、すべてが簡単なわけではなく、自分で紅茶をテイスティングして感想を書くレポート課題も多かったのでそこは大変でした。紅茶は知識だけでなく実技も大事なので。


占星術は2017年の年末に興味を持ち、しっかり学び始めたのは2018年4月から。アロマ占星術の講座に半年かけて通いました。

 

試験も無事に合格し、2018年の年末から友人知人など身近な人の占星術鑑定をするようになりました。学んできた知識を実際に使うことで腹落ちさせ、スキルを高めていきました。

――ブレンド紅茶をつくり始めたのは、2019年に入って全天体が順行する期間(占星術で扱う10天体が同じ方向に進んでいる期間)に入ったあたりからとか。

初めてつくったブレンド紅茶が「全天体順行ブレンド」でした。10天体すべてが順行になるのが2019年1月7日からだったので、その日までにお客様にお届けできるよう2018年の年末にブレンド内容を考えて作成していました。

――ブレンドの実践というのは経験があったのでしょうか?

それまでも紅茶のワークショップの中で、ハーブやスパイスを紅茶とブレンドしてお客様にお出しすることはありましたが、3種類以上のハーブをブレンドして紅茶を作って販売したのはこのときが初めてでしたね。

――ワークショップでの経験が、ブレンドのスキルを培ってきたのですね。

そうですね。紅茶やハーブの単体の特徴がわかっていないとうまく組み合わせられないので、スクールや通信講座で学んだ知識とワークショップでの経験がかなり活きていると思います。

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【パラレルな生き方】

――Soraさんは「パラレルな生き方」を実践されていますが、それは本業があってそこに副業などいくつかの顔が事業としてあるということでしょうか?

本業のほかに“サブ”としての「副業」をするのとは違って、パラレルは複数の顔を持つ「複業」に近いです。

 

収入の大小に関わらず、本業以外で輝ける場が複数あること。STELLA TEAも「複業」ですね。

――「複業」初めて聞きました!サブの副業だと思っていました(恥) 

「複業」は並列なんです。本人の中では。

 

収入の差はあったとしても、気持ち的にはどちらも本気で取り組んでいる。複業それぞれにやりがいや楽しさを感じているのですよね。

――どちらも同じくらい大切ということですね。

はい。どれがいちばん大切というわけではなく、どの活動もすべて大切でやりがいがある。私はこの考え方が好きでして。

 

「副業」だとあくまでサブなのでそこに甘んじてしまうような気がしてしまうんですよね。「いつかは本業にしたいけれど、副業と言っているかぎり本業にはなれないんじゃないか・・・」と弱気になってしまう。

 

周囲にも、趣味程度にやっていると思われてしまうのではないかと少し悲しくなります。会社員とSTELLA TEA、どちらも真剣に活動しているので、人に聞かれた時は「副業ではなく複業です!」と言うようにしています。

――それが「パラレルな生き方」ということなのですね。

内容はそれぞれ違っていても、共通する部分や活かせる部分が必ずあるはずなんです。“会社員”と“紅茶・占星術”という全くカテゴリーの違うことでも、人への伝え方や見せ方には共通原理がありますし。

 

また、私は0から1を創るのがすごく好きなんですが、これも会社員とSTELLA TEA両方に共通しています。

 

ワークショップのレジュメ作りや準備なども0から1を生み出すクリエイティブな仕事ですし、会社でも企画をする機会が多いので、どちらの仕事も私らしく活動できているかなと感じています。

――会社での仕事が、STELLA TEAの活動に役立つこともあるんですか?

そうですね!会社での経験が、STELLA TEAで紅茶を販売したりSNSで発信したりするときに役立っていますね。創ったものを人にどう伝えるか。そこは大きいですね。


あとは会社の方がさまざまな立場の人と接する機会が多いので、日々自然にコミュニケーション能力が鍛えられていきます。それはSTELLA TEAの占星術鑑定でも役立っています。会話の流れの組み立て方や伝え方に通じているなと実感しています。

【パラレルな生き方をする中での葛藤や工夫】

――パラレルな生き方をしていく中で感じた苦悩や大変なことはありますか?またそれを解消するために心がけていることがあれば教えてください。

以前は、STELLA TEAを専業にできないことによく葛藤していました。本当は好きなことだけをやっていたいけれど、シングルマザーなので家賃や生活費などすべての費用を自分の収入のみで賄わなくてはなりません。

 

最初からSTELLA TEAの活動だけで生計を立てるのは難しいですから。好きなことだけに没頭している人が正直うらやましかったですし、どうしたら専業にできるだろうか、ということばかりを考えていたんですよね。


でもパラレルな生き方をしている方にたくさん出会って話を聞くうちに、そういう生き方も素敵だなと気づいたんです。むしろ専業よりもパラレルの方がさまざまなスキルが磨かれて、視野も広がりやすい。今はパラレルな生き方に誇りを持っています。


ただ、そうは言っても日々やることは多いので時間のやりくりは結構大変で(笑)


心がけていることは「すべてを完璧にやらない」こと、そして「すべてを義務としてやらない」ことですね。

――いいですね、義務としてやらないって。

やるべきことはたくさんありますが、義務感に苛まれてしまうと苦しいので、会社員もSTELLA TEAも育児も家事も、基本はまずは楽しむ!大変でも楽しむ!を意識しています。

 

時間は有限ですから、どれかひとつの負荷が高くなると、必然的にほかのどれかの手を抜かないとやっていけません。そのときは優先度の高いものはしっかりやって、手を抜くと決めたところは勇気を出して徹底的に手を抜く。もしくは誰かに遠慮なく頼って助けてもらいます。

――時間の使い方や切り替えはどうしていますか?

隙間時間を有効活用しています。鑑定書の作成やブレンドを作る作業はまとまった時間がないと集中できないので、子どもが寝たあとや休日にまとめてやるようにしていますね。

 

一方で、調べものやメール対応、SNS更新などスマホがあればできることは通勤時間や昼休みになるべく済ませるようにしています。

 

それと、この時間にはこれをやる!とタイムテーブルを事前にあらかた決めておくと切り替えが楽ですね。子育てはイレギュラーの連続なので変更を余儀なくされることももちろん多々ありますが(笑)大まかなリズムを作って、あとはルーティーンでひたすら回しています。


パラレルの良いところは、複業が息抜きになるところですね。仕事で疲れたときによく占星術をやります。ブレイク的に(笑)反対に、占星術の鑑定書づくりに疲れたら、仕事関連の記事をちょっと読んでみたりもします。

――複業をリフレッシュに活用するのですね!

会社で業務をこなすのに疲れたときは、占星術や宇宙に関するブログを読むと異世界にトリップしたようですごくリフレッシュできるんです。映画を見ている感覚に近いですね(笑)勉強にもなりますし一石二鳥ですよ。

 

占星術的な表現で言うと、この社会は乙女座や山羊座のように非常に現実的な世界です。そして占星術の世界は水瓶座や魚座のように未来的でスピリチュアル。この2つの世界を一日の間に何度も行ったり来たりしているような感覚です。まさにパラレルワールド!

【“まずはやってみる!”パラレルに生きる楽しさを伝えたい】

――Soraさんの「パラレルな生き方」を通して、読者のみなさんにどんなことを伝えたいですか?

私が伝えたいのは、「好きと思ったことは、まずはチャレンジしてほしい」ということ。私のようなママたちは、育児や家事に追われて時間が作れなかったり、家族や周囲の人を気遣うあまり自分の気持ちを我慢していたりすることが多いと思います。

 

それが原因で、好きなことがあってもなかなか最初の一歩を踏み出せないという方もいらっしゃいます。


でも、どうしたら両立できるかは、あとから考えればいいかなと思うんです。まずは一歩踏み込んでみてほしい。具体的に行動すると気持ちや表情も変化してくるはずです。

 

家庭以外でも輝ける場ができたことで、心に余裕が生まれて子どもにも優しく接することができるようになった、というのはよくある話ですね。

――私も2歳児のママとして実感しています。心に余裕ができる(笑)

それは本当にあると思います。好きなことや挑戦してみたいことがあるなら、我慢せずにまずは行動してほしい。子どもが大きくなるのを待っていたら時間がもったいないです。 “やろう!と思ったときが始め時“ですね。


それに子どもにとっても、ママが何かにハマって夢中になっている姿は大きな刺激になると思います。占星術で時代の流れを見ても、我慢して何かに尽くす時代はもう終わりましたから。

――そうですよね!我慢している母よりもイキイキとしている、自分の道を歩んでいる母のほうがいいですよね!

子どもにも、やりたいことにどんどんチャレンジして生きていってほしい。失敗や悩みすらも楽しめるような人間になってほしいなと。

 

どんなふうに育てたらそうなるかな?と考えて“まずは自分がそうなることだ!”と気づきました。

 

もちろん、子どもを犠牲にしてまでそうするのは違うと思いますが、できる範囲で全力を尽くして全部挑戦してみる!欲張りですね(笑)

 

我が家でもよく「今日は満月・新月だよ」と星のことを話したり、ママが作った紅茶を見せたりしています。これからも親子でさまざまなことを体験していきたいですね。

【パラレルな生き方で目指す未来】

――今後さらにパラレルな生き方を実践されていくと思いますが、目標とされていることや目指す姿について教えてください。

今後の目標は、会社員とSTELLA TEAそれぞれの活動時間比率を半々にしていくことです。

 

今はまだ会社員の方が収入も時間も大きな比重を占めていますが、ここから数年かけて両方のスキルをさらに高め、少ない時間でより大きな収入が得られるようにしていきたいです。

 

好きなことをバランスよくこなしながら生計を立てて、フレキシブルに子どもとの時間も確保するのが理想形ですね。
 

そしてSTELLA TEAの活動時間をもっと確保できるようになったら、今以上にさまざまなことにチャレンジしたいですね。ワークショップももっと開催したいですし、ビジネスと占星術を掛けあわせたコンサル的なこともやってみたいと思っています。

第二部では、STELLA TEAとしての活動に焦点をあてて、紅茶や星読みについて掘り下げてお伝えしていきます!

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